マンスリーマンションの入居時に必要な準備とは？出張で住むときに必要なもの

出張や短期滞在でマンスリーマンションを利用する際に、どのような荷物を準備すべきかわからずに迷っていませんか？

マンスリーマンションは、賃貸マンションとは違って、あらかじめ家財が備え付けられていることが魅力です。しかしホテルと違ってアメニティ類や生活用備品が用意されていないことが多いので、自分で準備しなければなりません。

この記事では、出張や短期滞在でマンスリーマンションを利用する際に、準備が必要なものについてまとめています。

マンスリーマンションに用意されている備品

すぐに住み始められるのが魅力のマンスリーマンションには、生活するのに最低限必要な家具や家電が用意されています。

家具なら、ベッド、テーブル、椅子、ゴミ箱、カーテンが備わっていて、家電なら、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、炊飯器、掃除機、エアコンなどが用意されています。これらの備え付けの家具や家電を使うのに、追加料金はかかりません。

ただし、マンスリーマンションによってはこれらの一部が準備されていないこともあるので、事前に管理者に問い合わせるのがおすすめです。

パソコン作業に必須のWi-Fiが利用できるマンスリーマンションもありますが、有料の場合もあるので入居前に確認をしましょう。

 

マンスリーマンションの入居時に必要な準備すべきもの

マンスリーマンションには、日用品や生活備品、食事系用品、調味料などは用意されていません。これらについては、なくても生活できますが、あるとより快適に利用できます。

 

日用品

まずは、マンスリーマンションで必要になるゴミ袋、ティシュペーパー、トイレットペーパー、洗濯洗剤、歯ブラシセットなどの日用品を紹介します。

ゴミ袋

ゴミ袋は、ほぼ必須といえるでしょう。
地域によって使うゴミ袋やゴミ捨てのルールが違うので、確認してから買いに行くようにしてください。

トイレ、リビング、キッチンの3カ所にゴミ箱を設置すると便利です。

ティッシュペーパー

ティッシュペーパーがあると、見出しなみを整えるだけでなく、簡単な掃除にも使えますので、とても便利です。

1箱持って行けるようなら携行し、なくなったらコンビニで補充するのがいいでしょう。

トイレットペーパー

トイレットペーパーも、生活に必要な消耗品です。

マンスリーマンションに備え付けられている場合もありますが、なくなったら自分で買わなければなりません。常に予備を1個は用意するべきでしょう。

トイレは汚れやすい場所なので、トイレ用スリッパや便座カバー、トイレ用清掃用具、消臭剤もあると便利です。かさばるので、100均で調達して宅配便で送るといいでしょう。

洗濯洗剤

洗濯機は備え付けられている場合が多いですが、洗濯洗剤は用意されていません。服を洗濯しなければならないので、洗濯洗剤も必要です。

乾燥機は設置されていないことが多いので、必要な人はコインランドリーの場所を確認しておきましょう。

歯ブラシセット

歯ブラシセットはホテルには用意されていますが、マンスリーマンションには準備されていません。小さいものなので、到着後に購入するよりも、自宅から持って行く方が手間はかかりません。

手を洗う石けんや顔を洗う洗顔フォームも必要です。髭剃りやカミソリも、自分で調達しなければなりません。

シャンプー、リンス、ボディーソープ

シャワーやお風呂に欠かせないのが、シャンプー、リンス、ボディーソープです。かさばるので、近くにコンビニやドラッグストアがあれば現地調達がおすすめです。短期滞在なら、トラベル用のセットで十分です。

マンスリーマンションには洗面器や足ふきマットなども備え付けられていないので、必要なら用意しましょう。髪をセットするのに、ミニドライヤーやヘアアイロンもあると便利です。

 

生活備品

次に、マンスリーマンションで必要になるタオル、ハンガー、電源機器(延長コード、コンセント分配器)といった生活備品を紹介します。

タオル

タオルは、洗った手や顔をふいたり、お風呂から上がった時に体をふいたりするなど、用途が多いです。

キッチン用、手ふき用、フェイス用、お風呂用など、自分に必要な枚数を考えて用意しましょう。

ハンガー

マンスリーマンションにはハンガーの備え付けがありますが、数が少ないこともあります。洗濯用ハンガーも専用のものがないため、事前に準備しておくとスムーズに生活できます。

タオルなどを干すのに便利な角ハンガーもあるといいでしょう。洗濯用ネット、洗濯ばさみもあると便利です。物干しざおは退去時に持ち帰るのが大変なので、洗濯物を乾燥させるためのひもを用意しておくことをおすすめします。

これらは意外とかさばるので、事前に安く購入して宅配便で送るといいでしょう。

電源機器(延長コード、コンセント分配器) 

マンスリーマンションには、コンセントが少ないことがあります。

PCやスマホの充電など、ビジネスに必要なアイテムを充電するためには複数のコンセントが必要なことが多いので、延長コードやコンセント分配器があると便利です。使用頻度が高いベッドや机に近いコンセントに配置しましょう。

 

食事系用品

マンスリーマンションには冷蔵庫やコンロ、炊飯器はありますが、マグカップや皿などの食器類や鍋はないことが多いです。

外食ばかりというわけにもいかないので、一人暮らしと同程度の軽い自炊ができる食事系用品があることが望ましいです。自炊をしなくても、最低限、コップと鍋ひとつぐらいはあると便利です。

食器類(マグカップ・皿)

マグカップ、グラス、お皿一式、箸やスプーン、フォークなどの最低限の食器を用意しましょう。使い捨てのものはゴミが増えるので、プラスチック製のものがおすすめです。

食器を洗う際の食器用洗剤やスポンジ、水切りネットも必要です。食器や洗剤も100均でそろえられます。

鍋

鍋があれば、お湯やお茶がわかせるだけでなく、インスタントの麺類が作れます。レトルト食品を温めることもできるので、小型の鍋を1つ用意すると便利です。

本格的に自炊をするなら、包丁やまな板、お玉やボウル、ザル、フライパン、菜箸なども必要です。食品用のラップフィルムやアルミホイルもあると便利です。
炊事用品もかさばるものが多いため、安いものを買って、宅配便で送るといいでしょう。

必須ではありませんが、電気ポットがあれば鍋がなくてもお湯をわかせますし、インスタントコーヒーもすぐに作って飲めるので、小型のものを持ち込むと便利です。

調味料

調味料は必須ではありませんが、インスタントラーメン用に食べるラー油やカレー粉、柚子胡椒などがあれば、味の変化を楽しめます。

スーパーで購入したコロッケにソース、お刺身にしょうゆ、サラダにドレッシングやマヨネーズが必要になることもあります。

本格的に自炊するなら、しょうゆ、料理酒、みりん、中華調味料、油などもそろえておきましょう。すべてそろえるのは大変なので、家から小さな容器に移し替えて必要な分だけ持って行くのもおすすめです。ちょっとした調味料なら、100均やコンビニで小さなサイズが売っています。

 

まとめ

マンスリーマンションには家財がある程度備わっていますが、日用品、生活用品、食事系用品は準備されていないことが多いです。消耗品は到着してから買えますが、持ち込んだ方がいい備品もあります。

利用申し込みの前に、滞在するマンスリーマンションにどのような備品があって、何が足りないのかをチェックしておくことが大事です。

できれば入居前に準備するもののチェックリストを作って、準備し忘れて慌てることがないようにしたいものです。

また余裕があれば、入居前に滞在先の環境もチェックしましょう。ドラッグストアやスーパー、100均や飲食店があると便利です。いつ体調が悪くなるかわからないので、病院の場所も確認できるといいですね。

今回紹介した備品以外にも、耳かき、常備薬、はさみ、折り畳み傘も用意するとより快適です。マスクも多めに持って行くといいでしょう。部屋の掃除に粘着カーペットクリーナーやフローリングワイパーなどもあると便利です。

しかし備品を自分で用意すると、時間と費用がかかりすぎることもあります。

そのような場合は、備品やサービスが充実しているマンスリーマンションを探したり、オプションサービスがあるマンスリーマンションを探したりするのもおすすめです。

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